新撰組と妖狐ちゃん!



あたしも飲んだけど、
平助はあたし以上に飲んでたから
そうかもしれない。


「い、いや、朝稽古してきたからそのせいかな…?それよりさ、日向…」


「ん?なに?」


何故か平助の肩がプルプルと震えていた。


「あのさ…、俺ってそんなに女の子っぽい…?」


「…は?」


目に薄っすら涙を溜めて、
今すぐ泣き出しそうな顔で聞いてきた。
原田や永倉に何か言われたのだろうか。
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