新撰組と妖狐ちゃん!



「…あたしの勝ちだ。」


「…あーぁ、負けちゃった(笑)」


「テメェら、何やってんだ!!」


ふと、怒鳴り声のする方を向くと、道場の入口に鬼の形相をした鬼副長がいた。
…あ、当たり前か。鬼ってついてるもんね。


「日向、テメェ何か言ったか!?あぁ!?」


え、何!?エスパー!?


「いや、日向全部声に出てるし。」


そういえばこの場にいた三馬鹿のうちの
永倉がボソッと言った。


あぁ、そういうこと。


「納得してんじゃねぇ!!
…総司、これはどういう事だ?」

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