新撰組と妖狐ちゃん!


「いや、まず女って事知らないだろ。
それにもしそうなったら、瞬殺するんで全く問題ない。」


あたしは真面目に冷静に言った。
…あたしを襲おうもんなら、地獄行き確定だ(黒笑)


「日向は大丈夫そうだが、隊士を瞬殺されるのは たまったもんじゃねぇ。
だから、黙ってあの部屋にいろ。」


と、フンッと鼻をならして土方が言った。


「んだとテメェ、今すぐ瞬殺してほしいか」


…あたしが襲われてもいいみたいな言い方じゃん。
あたしはカチャッと親指で軽く刀を抜いた。


「…上等だ、やれるもんならやってみろ」


土方が片方の口角をあげてニヤッと笑った。
すると、土方の隣に座っていた近藤さんが、あたしと土方を宥めながら言った。
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