新撰組と妖狐ちゃん!




「…ふふふ、今すぐ楽にしてあげる」


すべての思いをこめて、笑顔(黒)で言った。


「いや、お前まだ許可もらってねぇだろ」


そう飽きれながら言ったのは原田。
確かにそうだけど?


「今のあたしには関係な「あるわボケぇ!!」イ"デっ!!」


「イ"ダっ!!」


あたしと沖田は誰かに頭を殴られた。
痛さに肩をすくめながら、横を向くと、
いつの間にかこちらにきていた土方が、
やっぱり鬼の形相で仁王立ちしていた。
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