新撰組と妖狐ちゃん!
あたしが少しだけ感心していると
あと、と話を続ける土方。
「此処で着る服も何着か買ってこい。
自分のはそれしかねぇだろ?」
「…まぁ。じゃあお言葉に甘えて。」
…以外と優しいじゃん。
人の好意を無駄にするほど、
あたしは悪い奴じゃないからな(笑)
そういえば、と、あたしは部屋を出ようと襖に手をかけながら土方の方を振り返って聞いた。
「あたしを一人で行かせて大丈夫なのか?そのまま帰って来なかったりして(笑)」
まぁ、冗談だけど。