新撰組と妖狐ちゃん!



「…げ。なんで沖田…」


「え、ちょっと傷つくよ?」


いつにもまして、
怖いくらいにニコニコしている沖田だった。


「…今日はお前ら一番隊が巡察の当番だ。そのついでに買ってこい。」


…いろいろと前言撤回だ。


「…土方テメェ…」


あたしはすぐにでも刀に手をかけそうな右手を抑えるのに必死だった。


ちょっと優しい奴だな
とか思ったあたしが馬鹿だった…
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