新撰組と妖狐ちゃん!
「何?僕が原因とでも言いたいの?」
「よくお察しで、沖田サン。」
説教が終わってからあたしは縁側に座っているが、こいつは何故か当然の様に隣に座っている。
…正直、うっとおしいんだが。
「日向って毒舌だよねー(笑)」
あたしと同じく月を眺めながら言う沖田。
「いや、あんたに言われる筋合いはないから…。つか、あたし何も喋ってないんだけど。何?あんたもエスパー?」
「いや、だから日向全部声に出てるから」
「そうか、ならこれからは思った事を
素直に声に出すようにしよう。」
あたしはニヤッと黒い笑みを浮かべた。