新撰組と妖狐ちゃん!




殺意がわくっておい…。


それって…


「嫉妬…?」


女嫌いの総司が女に興味を持つなんざ、
どういう風の吹きまわしだぁ?


つか、嫉妬だと自覚してねぇなあいつ。


おもしれぇ(笑)と、弟分の恋の始まりの予感に顔を綻ばせながら自室へと戻る土方は、これから自分も同じ気持ちを抱くようになることをまだ知らない。
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