新撰組と妖狐ちゃん!



「…。」


まな板の上を見る。
むきおわったガタガタの芋が三個と、
まだ皮をむいてない芋が数十個。


そして、右手に持っている包丁を見る。


「…。」


そして、腰にさしてある刀を見る。


「…。」


「?どうした?」


いきなり固まったあたしを覗き込む平助。


「!」


そして、ひらめいた。
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