新撰組と妖狐ちゃん!
「誰が降りるかよバーカ、
なんで、連れてかれなきゃいけないんだよ!」
そう言うと、
「いいの?君のせいでこの桜の木を
切り倒すことになっても」
「え。」
…まじかよ、そんなのありですか。
「じゃあいっきまーす」
そう言って、美青年は刀を振り上げた。
すると、あたしは咄嗟に、
「ちょちょっと待て!環境破壊反対!降りるっ 降りるから!…あ。」
…降りるって言ってしまったぁー(泣)
恐る恐る木の下を見てみると、
…。
「降りるって言ったね?」
美青年がものすごく黒い笑みを浮かべていた。
…こいつ、アレだ。ドSってやつだきっと。