新撰組と妖狐ちゃん!



「出て来なさい!そこにいるのは分かっています」


おお、すげぇ…


沖田のいつもとは違う組長らしい凛とした声にあたしは驚いた。


やはり組長なんだ…と思う。


すると、ぞろぞろと姿を現したのは…


「…っ、長州…」


紛れもない、長州の浪士達だった。
既に抜刀していて、明らかに敵意むき出しの。
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