新撰組と妖狐ちゃん!




今、むやみに斬りかかれば、
一番隊に迷惑がかかる。


…きっと沖田は分かってたんだろう。


あたしが冷静さを失って暴走してしまう事を。


「その羽織は新撰組とお見受けする。
我が同志の仇、その命でうたせてもらう!!」


そのリーダー的な人の掛け声と共に、
一斉に斬りかかってきた。


人数的に圧倒的に不利な状況だが、
そんなことでは怯まないのが新撰組。
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