新撰組と妖狐ちゃん!




カチャ…


「テメェ…
しょうもない事だったら叩っ斬るつったよな?」


明らかに次に「幽霊を見たんです」と言うだろう声のトーンで言う総司に、俺は顔を引きつらせた。


しかし、総司の真剣な顔つきは変わらず、おまけに、


「土方さん、真面目な話なんですけど。」


冷めた目でそう言われた。
< 327 / 715 >

この作品をシェア

pagetop