新撰組と妖狐ちゃん!



…そっか、昨日こいつ等気絶させようとして、
逆にさせられたんだ…。


「ずいぶん気持ち良さそうに寝てたね(笑)」


「〜っ!!」


あたしの顔が赤くなるのがわかった。
…最近布団で寝てなかったからつい…


「…じゃなくて、此処どこだよ!?」


「ん?何処ってここは新撰組の屯所だよ?」


…え。



「まじか…」


あたしはなんか気が抜けて、
布団に突っ伏した。


はぁ、もう人生…
じゃなくて狐生終わったよ…。


…って気をぬいちゃいけないっ!
気を抜いたら、いろいろ…


あたしは起き上がって
急いで頭を触って確認したけど、
大丈夫だったのでホッとした。
…かさがないのは不安だけど。
多分、邪魔だから取られたのか…。

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