新撰組と妖狐ちゃん!
…てか、あれ?
あたしは自分の服を見た。
…昨日、あたし血まみれだったはず…?
あたしは立ち上がって、
ちゃんと確認しても血の跡は一つもない。
というか、全く違う服を着ている…?
あたしは一気に青ざめた。
おいおいおい、
あたしが寝てる間に着替える訳ないし…
…ってことは…、
「あの…つかぬ事をお伺いしますが…。
この服…」
「あ、それね、あまりにも血だらけだったから、布団汚れるし、変えたけど?」
いや、それは見れば分かるけど。
「変えたって…どなたが?」
「僕が?」
なんでそこ疑問系…?
しかも、ニコッとスマイル付きだし。
…てゆーかさ…、
…。
青ざめた顔がさらに青ざめていった。