新撰組と妖狐ちゃん!


「いや…、大丈夫だ」


こうなったら意地でもやりきってやらぁっ


あたしは、斎藤の親切を断って、
黙々と水汲みに励んだ←


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しばらくすると、
だいぶタライに水が溜まってきた。


「こんなもんかな。」


うん、とあたしが頷いている横では、
さっき来てからずっと斎藤が見守っている。


「斎藤、そんなに心配しなくても
大丈夫だが?」


料理はやったことなかったけど、
洗濯なら達人級だからな←


じゃあ快く引き受けろよとか思うだろ。


…あたしは、達人級でも
自分から進んで洗濯なんかしないんだよ←




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