新撰組と妖狐ちゃん!


斎藤…、あんたはなんて…


心配性なんだ!!!(笑)


あたしは外で生活してきたが、
雨とか雪の中でも風邪をひくことは滅多になかったぞ?


だから、
このくらいで風邪をひく訳がない。


…とあたしは風邪を甘く見ていた。


この事が、運命を変えるキッカケとなる事なんて、あたしが知る由もない。


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とりあえず、
着替えたあたしは井戸へと戻ると、


「あり?」


洗濯物は既に干されてあった。


…すまん、斎藤。


もちろん、その事を知った土方が
団子をくれる事は無かった…。
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