新撰組と妖狐ちゃん!




「…帰る。」


あたしは、部屋の壁に立て掛けてあった
あたしの刀を取り、走って部屋を出ようとしたが…


「ぐぇっ!?」


見事に首根っこを掴まれた。
それと、同時にあたしの背後から
ものすごい殺気が伝わってきた。


「…っ!」


「ダメだよ?逃げたら。」


振り向いてはいけないっ!
振り向いたら命に危険がっ!!


…けどやっぱ、振り向いてしまうもんだよね…
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