新撰組と妖狐ちゃん!


日向は俺の手を両手で捕まえて、
額から離すまいと必死だ。


全く力がかかってないが←


「おい、薬飲ませれねぇだろーが。」


俺がそう言うと、


「ひ…じかた…のて…ぇ、つめた…くて…きも…ちぃ…ん…だよ…。
もー…ちょい…この…まま…」


そう言って、俺の手を額から頬へと位置を変え、


「んー…。つめ…た…」


と、頬をすり寄せた。


…。


なにこれ。


…可愛いすぎんだろ…。




…って、何思ってんだ俺は。
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