新撰組と妖狐ちゃん!
部屋の襖を開けるや否や、
総司は飛び込んでいって、
「日向!大丈夫!?」
布団で寝ている日向を揺すって
必死に声をかけ始めた。
突然の揺れに日向は、
「ん"ー…ゆ"ら…す…なぁ…」
眠りながら思いっきり顔をしかめていた←
その様子を見て、どこか痛いのかと思ったのか、総司は、
「どこか辛いの!?言ってごらん!?」
これまた普段ではあり得ない総司の行動に、俺は少々苦笑いしながら、
「いや、お前が揺らすからだろ…」
と呟いた。