新撰組と妖狐ちゃん!



恐る恐る振り向くと、
…案の定、あの黒い笑顔の美青年の顔が。


そして美青年はあたしの首根っこを掴んだまま、歩きだした。


「ぐっ…!あのっ…ちょっと!
くびっ!ぐるし…っ!!」


「問答無用です。」


えーっ!殺す気ですかー!


…帰りたい…まじで帰りたい何処かに。


そしてそのまま、
あたしは目的地にたどり着くまで
美青年に引きずられていた…。
< 41 / 715 >

この作品をシェア

pagetop