新撰組と妖狐ちゃん!
何なんだよ、今度はぁ!!
薬飲ませれねぇじゃねぇか!!!
と、イライラしていると、
すると、やってきたのは、
「土方さん!!間違っても石田散薬なんて飲ませちゃダメですよ!!!」
「日向くんっ!!!大丈夫か!?」
さっき部屋からつまみ出したはずの総司とまさかの近藤さんだった。←
「おいおい、近藤さんまで…
…つか、今の日向に石田散薬を飲ませる訳ねぇだろ。」
石田散薬は俺の実家で作っている薬だが、これは熱燗じゃないと飲めない代物だ。
今の日向に熱燗なんて飲ませたら、
俺の理性がぶっ飛ぶわ阿呆。
「今、熱燗なんて飲ませたら理性がぶっ飛ぶとか思ったでしょう、土方さん。
違いますよ、不味くて理性がぶっ飛ぶんですよ。」
俺は総司を殴りたい一心だったが、
流石に病人がいる部屋なので、
そこはどうにか堪えた。
「うるせぇ!つか総司、巡察行けよ。
左之、新八、平助も仕事あんだろ。
近藤さんも、そんな慌てる事ねぇよ。」