新撰組と妖狐ちゃん!


「は…ぁ…っ、何…してく…れて…んだ…。うぅ…にがぃ…」


俺が薬を流し終えると、苦しかったのか
、ハァハァと息を整えながら
日向は涙目で濡れた唇を拭った。


何故か、日向にもう一度口づけしたい衝動に駆られたが、そこはなんとか理性で押さえ込んで乗り切った。


「もう…寝る…」


そう言って、バフッと布団に潜り込んだ日向の顔は、耳まで赤くなっていた。


おそらく…
…熱のせいではない。
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