新撰組と妖狐ちゃん!
あたしは、
壁に手をついて身体を支えた。
「…。」
なんで!?
一日寝てたから体力落ちた!?
ないないない。ありえない。←
んな事なら、
とっくにそこら辺で野垂れ死んでるし!!
あたしはとりあえず、
部屋に戻ろうと、土方の部屋に来たときと同じく、壁を伝って歩いた。
全身骨抜けましたみたいな感じぃ…
あたしはタコになる運命なのか!?
どちらかというと、イカがいいな…
そっちの方がスリムだし。
足いっぱいあるし。
なんて、馬鹿な事を考えながら、
あたしはフラフラしながらも、
自室へと辿り着いた。