新撰組と妖狐ちゃん!


「部屋にいなかったのかよ!?」


俺が聞くと、


「いないんですよ!!!
押入れの中もちゃんと確認しましたしっ
あったのは、布団と、日向の刀と服と…





…この子ですっ」


「…は?」


そう言って見せてきたのは
何故かさっきからずっと大事そうに抱えていた、日向の服だった。


しかも、さっきまで日向が来てた奴。


「おい、なんで日向の服持ってんだよ。」


「ほらここ。」


総司に指さされた所を見ると、
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