新撰組と妖狐ちゃん!
「何してくれとんねん!!!
殺されたいかって聞く前に殺そうとしとるやんか!!!」
天井から降りてきたのはやっぱり山崎だ。
「あ"ぁ!?この変態野郎が!!!
何コソコソと人の着替え覗き見してくれとんじゃあ!!!」
天井から刀を抜き、
そのまま山崎に振りかざした。
「おわっ、危な!!」
が、軽々避けられた。
「ちっ、人の部屋を覗き見するしか脳がない変態野郎に、なんで神様はこんな身体能力を与えたんだ、くそ。」
あたしはイライラしながら、
刀を鞘に納めた。
「ちょ、
覗き見するしか脳がないって(泣)
わいはちゃんと仕事しとるで!!」
嘆く山崎を無視し、
あたしは聞いた。
「山崎、いつから覗いてた。」
「え、まだ覗き見扱いかいな!
…え、えと、日向が起きる前や!!!」
「…。」
カチャ
あたしはその瞬間、
再び刀を抜き、山崎の首に当てた。