新撰組と妖狐ちゃん!
土方side
日向が部屋を出ていった後。
「…。」
ちくしょう、何であんな…
…ツンデレなんだよ!!!
(いや、貴方もだいぶそうですが←)
俺は一人で悶えていた←
部屋を出ていく時、
礼と共に一瞬見えた日向の笑顔。
…チッ、
昨日、気持ちを自覚したとはいえ…
動揺しすぎだ、俺。←
俺ははぁ…と溜息をついた。
何だよ、ったく…
…。
しかし、
惚れた女をわざわざ危険な所に行かせるなんてな…(しかも、昨日の今日で←)
我ながら馬鹿だと思う。
あいつなら大丈夫だとは思う。けど、
自分で行けと言っといてなんだが…
…こっちの心臓が持たねぇ。
…。
…にしても、あいつ、
俺は、さっき
日向と睨み合ってた時を思い出した。
「着物似合いすぎだろ…」
俺は顔を片手で覆って
また溜息をついた。