新撰組と妖狐ちゃん!


「わいは、桝屋の隣の宿屋におるから、
何かあったら、すぐに来るんで?」


…ほう、それで旅人の格好か。


「…ぶっ、似合ってねぇ(笑)」


普段見るのが、
全身真っ黒の忍装束なので、
違和感があり過ぎる←


そして、実は、
少しだけ女装の方を期待してた←


「うるさいわ!女装じゃなくて悪かったなぁ!」


「あれ、また声に出てた感じ?」


…気をつけねば←


「…てか山崎、宿屋に居るって事は…
潜入捜査って何日かかかるもんなのか?」


あたしは、ふと思った事を聞いた。


そうだとしたら、
あたしは桝屋に泊まれるように、
仕向けなきゃならない。


そんな…


面倒くさ!!!


すると、山崎は
んー、と考えて言った。


「そりゃ、日向の実力次第やな。
もし今回のでいい結果残したら、
監察方にいれてやってもええで?」


「全力で遠慮させて頂きます。」
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