新撰組と妖狐ちゃん!



「テメェ、まさか失敗…「する訳ねぇだろ馬鹿が。」


あたしはふんっと鼻を鳴らして、
懐からさっきの手紙とメモした紙を取り出し、


「はい、コレ」


ベシンッ


土方に渡した。
…というか、投げつけた←


「いってぇなテメェ!…って何だこれは」


そう言って、土方は投げつけられた紙を
手に取り、手紙を開いた。


「桝屋の蔵には、それに書いてある大量の武器が隠してある。おそらく、長州は近いうちに何かをしでかす。」


土方は真剣な顔で手紙を見た。


「…明日の朝、桝屋を御用改めする。
お前は休んどけ」
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