新撰組と妖狐ちゃん!
「き…っ!?
気持ち悪いに決まってるだろーが!!
この変態野郎ーーー!!!!!」
あたしは、ドンッと土方を押しのけ、
ズカズカと部屋を出て行った。
…!!
あいつ絶対確信犯だ…!!!
自分に自信を持ってるナルシストだ…!!そして、絶対女たらしだ…!!!
女の敵だ!!!!
き、気持ち良くなんてなかったし!!
断じて違うし!!!
しかも、あれって接吻に入るのかよ!?
薬飲ませただけだろ!!??
「あ"ぁーーー!!!もう寝る!!!」
自室に辿り着いたあたしは、
そう叫んで、布団へと潜り込んだ。
「…やっぱりウブだなあいつ←
…耳まで赤くなってたし。」
winner、土方(笑)
ようやく最近、ちょっとずつ
日向の扱いが分かってきたらしい。
「…そーいや、あいつ山崎に報告したのかよ?」
ふと思った疑問に、
誰も答えることはなかった←
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その頃。
「っくしゅん!
…あ"ー、日向大丈夫やろか…」
もう、日向は帰ってる事なんて知る由もない山崎は、一人さみしく宿屋で報告を待ち続けていた(笑)