新撰組と妖狐ちゃん!
それから約二時間後。
「お?」
屯所の門の辺りがざわざわしてきた。
多分、皆が帰ってきた。
なので、皆を迎えに、
…行くと思うか?あたしが←
あたしは、
全速力で門のところまでダッシュし、
ダッと地面を蹴り、
「古高は何処じゃあぁぁああぁあ!!」
「い"だ!!??」
たまたま居た平助に
飛び蹴りを食らわせた←
「…何だ、居たのかポチ。見えなかった」
「ひどっ!?」
しかも、まだポチ!?、と
ショックを受けている平助は、
血まみれの羽織りを来ていた。
かなり時間も経ってるし、
結構手こずったのかもしれない。
…が、あたしは労わないぞ←
あたしが行けば、
ものの一分で殺れたはずだ←
これは、あたしを行かせなかった
土方のせいだ。うん。