新撰組と妖狐ちゃん!


「杏子ちゃん…!?
…君は新撰組の子だったんやね。」


古高が苦笑いをする。


「ああ、そうだよ。
杏子って名前は偽名だ。


ちなみに、本当の名前は楠木日向だ。」


「日向…いい名前や。」


「だろ。」


あたしはドヤ顔をした←


「…よーし、古高吐け。
そしたら、拷問してやる←」


「いや、違うやろ…」


冷静につっこんでくる古高。


身体中血まみれで、
痛いはずなのにそんな素振りを見せない
。そんなこいつはきっと強いのだろう。


「どうする?
あたしに接吻した代償はでかいぞ?」


あたしは怪しく微笑んだ。


「いや、まぁ、ご馳走さんでした?」


「いや、勝手にご馳走するな変態野郎」
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