新撰組と妖狐ちゃん!


「土方さん、日向はれっきとした
一番隊隊士ですよ?連れて行きましょうよ。日向強いですし。」


もちろん、土方隊じゃなく、
近藤隊のほうですけど。
と何故か黒い笑みを浮かべる沖田。


「そうだよ、あたしにかかれば敵なんて
あっという間に死体と化するさ←」


もちろん、お前もな←
と沖田同様、黒い笑みを浮かべるあたし。


「日向くんがいれば俺も心強い。
いいんじゃないか?トシ」


なぁ?
と純粋で真っ直ぐな笑顔の近藤さん。


「…ったく、分かったよ!
連れてきゃいいんだろ、連れてきゃ。」


土方は頭をガシガシとかいて、
ヤケクソ気味に言った。


あたし達三人のトリプルパンチは
見事にグリーンヒットした←
(…実際には近藤さんだけである←)
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