新撰組と妖狐ちゃん!


「…ちっ。」


あたしは舌打ちをして、
土方を睨んだ。


…何で土方なんぞに遊ばれなきゃいけないんだよくそ。


あたしは、反撃をするべく、
土方から一定の距離をとり、
そして、


「団子返せぇえぇええ!!!」


飛び蹴りを食らわし…


ガシッ


「え。」


ビタンッ!


土方に足が当たる前に、
足首をガシッと掴まれ、
そのままあたしは畳の上に落ちた。


「ったぁ!!!!」


「残念だなァ?お前の手は読めてんだよ」


ククッと笑う土方。


…ちょー、腹立つんですけどぉ!?
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