新撰組と妖狐ちゃん!


土方side


俺はそっと唇を離した。


「…土方、テメッ何して…!!!!」


目の前にはわなわなと震えている日向。
キレているが、口を押さえて、
耳まで真っ赤にしてるから、
可愛いもんだ。


「…団子のおすそ分けと、


…嫌がらせだ。」


俺は不敵に笑った。


…まだ、
テメェが好きだとは言ってやんねぇ。


これは、





…宣戦布告だ。






日向に対して、そして、



…部屋の外にいる奴に対しても。
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