新撰組と妖狐ちゃん!

その名は池田屋事件。



夜。


新撰組の隊服を身に纏い、刀を腰にさし、ついでに貰った脇差しもさし、
鉢金を巻いて、屯所の門へと向かった。


そこにはすでに全員が集合していた←
後からやってきたあたしに、
視線が向けられる。


「…。」


あれ、まさかの遅刻?←


気づいた時にはもう遅かった。


…!


背後からドス黒いオーラが漂ってくる。
…なんか、超久しぶりだなコレ。
とか、感動していると、


「ひーなーたーぁ?行きたいって
言っといて遅刻はないよね?」


これまた超久しぶりのブラック沖田←
…あれ、沖田さっきまであたしの味方だったよね。


もちろん、あたしは振り返るなんて馬鹿な事はしないぜ。


「…さよーなら。」


一目散に近藤さんの元へとダッシュ←
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