新撰組と妖狐ちゃん!


「あぁ、分かった。」


そう言って何故かあたしの手を引いて、何処かへ連れて行く。
そして急に立ち止まり、手を離された。


「え、ちょ、斎藤……え"」


なんで、あたしの目の前に





「…おかえり、日向?」





大魔王サマがいらっしゃるのカシラ?






目の前には、さっきと同じく、
ドス黒いオーラを放っている沖田が←


…まさかこいつらグルだったのか!?


あたしが、顔を引きつらせていると、


「…どうしたんだ?迷ってたんじゃなかったのか?」


斎藤があたしの顔を不思議そうに
覗き込んできた。


…そうだった。


この人、
とってもいい人だった←


…あたしが一番隊の場所が分からなくて迷ってたとでも勘違いしたんだろう。


そこで親切な斎藤は
わざわざこの大魔王の所まで連れてきてくれたわけだ←


「いや、別に迷ってn「そうなんだよ、日向が勝手にいなくなってさぁー?ありがとう、一くん。…じゃあ、行こうか日向?(黒笑)」…ギャアァアァアア!!」


見事に言葉を遮られ、
地獄へと連行された←
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