新撰組と妖狐ちゃん!



「…。」


…斎藤も笑うんだ…。


ほへーっとしていると、


「すっげーな日向!」


「一君の居合をかわせる人なんて、
滅多にいないよ?」


平助と沖田が駆け寄ってきた。
そして、


「お前、何処で剣術ならった?」


土方もこちらへ歩いてきた。


「…独学だ。」


…嘘だけどね(笑)
んな、正直に言ったらいろいろヤバいでしょ?


「すっげーっ!俺にも教えてよ!」


「平助はあと。日向、
次は手合わせしてくれるよね?」


沖田がドス黒いオーラを出しながら、
グイグイ迫ってくる。
さっきの事、根に持ってる…絶対。


…ひ、怯むな日向!


あたしが葛藤していると、
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