新撰組と妖狐ちゃん!
「…えと…」
あたしがどう言い訳しようと、
口ごもっていると、
「ひ、日向、お前、女だったのかぁ!?」
平助が一人で立ち上がって驚いていた。
「平助、僕は昨日の夜にとっくに気づいてたよ?」
と、面白そうに言う沖田。
…まぁ、そりゃ身体見たなら分かるだろうよ…。
「…俺も先ほどの手合わせで。」
…斎藤もですか。勘は当たってたのか…。
「何処からどう見ても、女の子じゃねぇか」
と言う、筋肉質の男。
「そうですねぇ」
と相槌をうつ、優しそうな男。
…まじか。(二回目)