180°変身love!!

すると、



「待って、
夜那…‼︎」


ーグイッ


川崎くんはあたしの腕を引いて耳元で囁く。



ー『…夜那。』


思い出したくもない、あの時あの人の声まで耳元で聞こえたような気がした。
既視感。



「イヤッ‼︎」


あたしは掴まれたら腕を咄嗟に振り払って、逃げるように階段を駆け下りる。



やだ…やだ…‼︎

なんであんなやつのことが浮かんでくるの…⁈


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