咆哮するは鋼鉄の火龍
主砲の砲撃の中を雄叫びを上げながらゴブリンが駆けてくる。
片倉
「副砲級の射程に入ります!」
立花
「副砲級一斉に打て!」
主砲の前列に並べられた砲台や戦車が火龍と共に砲撃を開始した。
主砲よりも数が多い副砲の一斉射撃は炎の壁を作り出した。
ゴブリンは砲撃の壁にぶつかり、形を残さないまでに消し飛んだが、それでも突撃を緩めなかった。
立花
「重機関銃射撃用意!」
使令官
「重機関銃用意!」
最前列にずらりと並べられた機関銃が狙いを定めた。
立花
「撃てー!」
火龍からも取り外された機関銃も含めかなりの数になっており、そこから撃たれる弾の数は凄まじい物だった。
戦場は轟音に包まれ、旗信号を用意していなければ支持系統は麻痺していただろうと考えられる程であった。
機関銃の乱射であと少しまでの距離に迫ったゴブリン達がどんどん薙ぎ倒される。
立花
「歩兵隊射撃始め!」
機関銃の後ろに待機していた歩兵の機銃等、様々な重火器が放たれた。
リトル
「いくぞ!」
ファット
「撃てば当たるぞ!」
歩兵部隊は的確に敵の先行してくるものを撃ち倒した。
立花
「狙撃兵!援護開始!」
歩兵部隊の後ろに作られた簡易的な足場から機関銃部隊と最前列の歩兵の援護射撃が行われた。
ノッポ
「誰も殺させない!」
同盟軍は凄まじい火力で肉薄するゴブリンを圧倒した。
それでもゴブリン達は襲撃を止めようとはしなかった。
ファット
「リロードする、援護くれ」
コック
「ヤバイヤバイヤバイ」
リトル
「黙って撃て!」
佐竹
「この一戦で弾が切れそうですね」
立花
「構わん、弾を出し惜しみするなと伝えてくれ!
どんどん補給しろ!」
鍋島
「右翼佐渡軍から救難信号旗!」
佐竹
「私が行きます!」
立花
「死ぬなよ佐竹!」
佐竹
「可愛い後輩の頼みだ。
断れないですね!」
立花
「副砲を右翼に集中させ援護しろ、主砲は左翼だ!」
鍋島
「了解!」
立花
「手の空いてるものから投てき開始しろ!」
前線では手榴弾や火炎瓶瓶が投げ込まれた。
片倉
「中央に敵が集中しだしました!」
立花
「火龍のジャズハンマーを使え!」
鍋島
「左翼からも救難信号旗!」
立花
「竹中上級大将!戦車隊で援護を」
竹中
「任せろ!再び飢狼となってくれるわ!」
竹中は軍刀を颯爽と抜き、戦車に乗り込み出撃した。
鍋島
「最前列機関銃の弾が底を尽きそうです」
立花
「両翼の機銃を捨てる。
迎撃しつつ両翼をたたみ、円陣陣形」
当初の横陣から次第に火龍を中心に円陣へと変形させていった。
立花
「最後尾に待機させていた予備兵を持ってこさせろ、民兵も全てだ!」
重火器を持たない部隊が戦線に投入され、射撃も続くとさすがのゴブリンでも冷静になり次第に退いていった。
片倉
「敵が後退していきます」
立花
「逃がすか!主砲、副砲撃ち方止め!佐竹を呼び戻せ!」
その時、後方からけたたましいエンジン音が鳴り響いた。
片倉
「副砲級の射程に入ります!」
立花
「副砲級一斉に打て!」
主砲の前列に並べられた砲台や戦車が火龍と共に砲撃を開始した。
主砲よりも数が多い副砲の一斉射撃は炎の壁を作り出した。
ゴブリンは砲撃の壁にぶつかり、形を残さないまでに消し飛んだが、それでも突撃を緩めなかった。
立花
「重機関銃射撃用意!」
使令官
「重機関銃用意!」
最前列にずらりと並べられた機関銃が狙いを定めた。
立花
「撃てー!」
火龍からも取り外された機関銃も含めかなりの数になっており、そこから撃たれる弾の数は凄まじい物だった。
戦場は轟音に包まれ、旗信号を用意していなければ支持系統は麻痺していただろうと考えられる程であった。
機関銃の乱射であと少しまでの距離に迫ったゴブリン達がどんどん薙ぎ倒される。
立花
「歩兵隊射撃始め!」
機関銃の後ろに待機していた歩兵の機銃等、様々な重火器が放たれた。
リトル
「いくぞ!」
ファット
「撃てば当たるぞ!」
歩兵部隊は的確に敵の先行してくるものを撃ち倒した。
立花
「狙撃兵!援護開始!」
歩兵部隊の後ろに作られた簡易的な足場から機関銃部隊と最前列の歩兵の援護射撃が行われた。
ノッポ
「誰も殺させない!」
同盟軍は凄まじい火力で肉薄するゴブリンを圧倒した。
それでもゴブリン達は襲撃を止めようとはしなかった。
ファット
「リロードする、援護くれ」
コック
「ヤバイヤバイヤバイ」
リトル
「黙って撃て!」
佐竹
「この一戦で弾が切れそうですね」
立花
「構わん、弾を出し惜しみするなと伝えてくれ!
どんどん補給しろ!」
鍋島
「右翼佐渡軍から救難信号旗!」
佐竹
「私が行きます!」
立花
「死ぬなよ佐竹!」
佐竹
「可愛い後輩の頼みだ。
断れないですね!」
立花
「副砲を右翼に集中させ援護しろ、主砲は左翼だ!」
鍋島
「了解!」
立花
「手の空いてるものから投てき開始しろ!」
前線では手榴弾や火炎瓶瓶が投げ込まれた。
片倉
「中央に敵が集中しだしました!」
立花
「火龍のジャズハンマーを使え!」
鍋島
「左翼からも救難信号旗!」
立花
「竹中上級大将!戦車隊で援護を」
竹中
「任せろ!再び飢狼となってくれるわ!」
竹中は軍刀を颯爽と抜き、戦車に乗り込み出撃した。
鍋島
「最前列機関銃の弾が底を尽きそうです」
立花
「両翼の機銃を捨てる。
迎撃しつつ両翼をたたみ、円陣陣形」
当初の横陣から次第に火龍を中心に円陣へと変形させていった。
立花
「最後尾に待機させていた予備兵を持ってこさせろ、民兵も全てだ!」
重火器を持たない部隊が戦線に投入され、射撃も続くとさすがのゴブリンでも冷静になり次第に退いていった。
片倉
「敵が後退していきます」
立花
「逃がすか!主砲、副砲撃ち方止め!佐竹を呼び戻せ!」
その時、後方からけたたましいエンジン音が鳴り響いた。