【完】ツンデレな彼。~初恋は、意地悪で甘々な彼でした~
『…雫ちゃんて、やっぱバカ??』
『はぁ?!』
鋭く瞭くんを睨みつけた
『………?瞭くん?』
いつもみたいに冗談でかわしてくれるかと思った。
だけどちがくて。
『文化祭んときのプリティーくんと付き合ったんでしょ?』
プ、プリティーくん?
西島くんのことだよね?
『う、うん。』
西島くんの事を考えるだけで赤くなる顔。
そんな顔を見せたくなくて俯いた。