【完】ツンデレな彼。~初恋は、意地悪で甘々な彼でした~

『....ふふっ』


なんか、元気づけられたな....

悩む必要なんて無いんじゃないかって思える。

少なくても今は....


『ありがとう』

『さっきもきーたんですけどー』

瞭くんは冗談だと思ったのか、わざとダルそうに答えた。


『ううん。本当に。すごい楽になったし、その........気持ちもうれしかったよ…』


気持ちっていうのは告白してくれた事。
きっと、瞭くんには伝わってる。


『ちょいまち。オレ、雫ちゃんのこと諦める気ねーから』

『え....？』

『オレのことチャラ男だとか思ってっかもだけど、意外と一途なんだよねー。悪いけどさ。』