【完】ツンデレな彼。~初恋は、意地悪で甘々な彼でした~
『しょーがねーなー。じゃ、雫ちゃんの分まで働いてくっかな』
けのびをしながら言った
『えっ、大丈夫だよ?』
『いや、帰んな。』
心配してくれてるのはわかるけど....
『僕は先に行きますからね。』
そう言って厨房へと向かった和也くん
『....オレ、いちおさ、今日雫ちゃんにふられてんだよ?だからさ....』
目線を泳がせながら言ったのを見て、やっと気がついた。
さすがに、気まずいよね?
『........じゃあ、帰るね??』
『おぅ。バイバイ』