【完】ツンデレな彼。~初恋は、意地悪で甘々な彼でした~


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『お母さん、何??』


お母さんはあれから何もなく元気にやってます。

本当に疲れが溜まってただけみたい。


『雫は朝ごはん........って、オシャレしちゃってぇ〜。なぁに?デート??』




ニッと笑って、からかうように聞いたお母さん。

『....まあ、うん........』


『あらあら♥そっかぁ〜。雫も彼氏が出来たのね。........よかった....』



小さく微笑むお母さん。

なんか、悲しそう........?



『........お父さんの事、雫は気にしてたみたいだから....。本当によかったわ』


『........え?』


『ちょっと、心配だったの。雫が男の子苦手になっちゃってたから。』


そんな心配されてたなんて知らなかった....

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