【完】ツンデレな彼。~初恋は、意地悪で甘々な彼でした~
繋がる想い
『............えっ....と?』
いきなり、キス........
別れて、西島くんは芽流ちゃんと付き合ってるのに?
『........ごめん。』
え....................?
『謝らないでよ............。あたし、うれしかった。西島くんは芽流ちゃんと付き合ってるのに、西島くんにキスされて喜ぶとか、すごい嫌な女だけど........。うれしかったんだから........謝らないで........』
西島くんからの突然の謝罪が悲しくて
また、涙が溢れた。
『....もぉーー........!』
なんだかイライラしてきちゃって、必死に涙をふく。
パシッ。
不意に、腕を掴まれて。
チュッ♪
リップ音がなった。
『....やだっ、やめ....んっ!』
軽いキスから、どんどん深くなってく。
『んっ............やっ....だぁ....』
その言葉と同時に、唇は離れた。
『........やだった?』
艶っぽい顔で、首を傾げる西島くん。