双子のあいつと私の恋
JKライフスタート♪
ピピピピッピピピピッ
ん?ああ。
目覚まし時計か。
って事はもう朝か・・・
「お父さんおはよう。」
「おお。おはよう凜花。」
今日から本格的に高校生活が始まる。
新鮮な気持ちに包まれるとともに、
不安も押し寄せてくる。
すでに私は、凜也君の事で、
他の女子から注目されてる。
これ以上なんかあったら
いじめられるかも・・・
朝からそんな不安を持ちながら
学校へ登校した。
「おはよう凜花ちゃん。」
莉子ちゃんだ。
「おはよう莉子ちゃん・・・」
「・・・まだ凜也君の事気にしてんの?」
「うん・・・なんか他の女子とかに妬まれたら嫌だし・・・」
「大丈夫!凜花ちゃんには私がいるし!」
「うん!そうだよね!なんか莉子ちゃんいると
安心できるなぁ・・・」
「ホント?良かった。」
まぁその安心というのは
昨日の莉子ちゃんの毒舌さを知って、
何か言われても言い返せるだろうと
思ってるからなんだけどね。