溺愛協奏曲
「あたしはあなたのものにはならない!ってかあたしは物じゃないし・・・
なんであたしなんですか?龍斗さんほどの人なら女の子なんてより取り見取り
じゃないですか!あたしなんかよりもっと「蓮の・・・だからかな」」
えっ・・・・なに?今なんて・・・・
遠くの方を見つめたままの龍斗さんは静かに話し出した
「たぶん・・・蓮の女だからかな・・・知ってる?あいつ・・・・蓮って
昔、俺の女殺したんだよ・・」
えっ・・
いま・・・なんて
「俺の愛してた女・・・あいつの目の前で死んだんだ
自殺したんだよ・・だからあいつの大切にしているもの・・・
滅茶苦茶にしてやろうと思って・・・・」
龍斗さんの目に色がなくなった・・・・かと思うと
あっと言う間にベットに押し倒された
頭の上で掴まれた腕はびくともしなくてあたしに覆いかぶさるように
している・・・あまりにも悲しげな龍斗さんに恐怖とかそんなのは少しも
感じられなくて死んだ恋人をいまだに忘れられずにいる龍斗さんが可哀そうで
ただただ切なかった
なんであたしなんですか?龍斗さんほどの人なら女の子なんてより取り見取り
じゃないですか!あたしなんかよりもっと「蓮の・・・だからかな」」
えっ・・・・なに?今なんて・・・・
遠くの方を見つめたままの龍斗さんは静かに話し出した
「たぶん・・・蓮の女だからかな・・・知ってる?あいつ・・・・蓮って
昔、俺の女殺したんだよ・・」
えっ・・
いま・・・なんて
「俺の愛してた女・・・あいつの目の前で死んだんだ
自殺したんだよ・・だからあいつの大切にしているもの・・・
滅茶苦茶にしてやろうと思って・・・・」
龍斗さんの目に色がなくなった・・・・かと思うと
あっと言う間にベットに押し倒された
頭の上で掴まれた腕はびくともしなくてあたしに覆いかぶさるように
している・・・あまりにも悲しげな龍斗さんに恐怖とかそんなのは少しも
感じられなくて死んだ恋人をいまだに忘れられずにいる龍斗さんが可哀そうで
ただただ切なかった