溺愛協奏曲
「蓮、あたしリビングのソファで寝るね」




「あ?なんでだ、ここで二人で寝るに決まってんだろ」




「い・・・いや、やっぱりあたしはリビングで・・・」




雑誌を放り投げるとつかつかとあたしの前に立つ



・・・・と突然の浮遊感




姫抱っこされてるし・・・!




気付いた時にはすでに遅くキングサイズのベットの上




「あ・・・あの~あたしやっぱり」



「うだうだ言ってねえでさっさと寝るぞ」





腕枕をしてあたしを抱きしめる




目の前には蓮の整った顔




男なのにきめ細やかな肌




心臓のドキドキが止まらない





こんなの・・・・眠れないよ




すると突然静寂を破る携帯の着信音




鳴り止まぬ着信音に舌打ちすると枕元の携帯に手を伸ばし




リビングへ行くと誰かと話していた







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