溺愛協奏曲
第17章
車を走らせ着いた先は県内でも有名な総合病院
特に産婦人科は不妊治療に力を入れていることで知られているとか・・・
まあ、すでにお腹に赤ちゃんがいる由美子さんには関係ないか
蓮と組員さん達とエレベーターに乗り込もうとホールを横切ると穴が
開くほどの視線を感じる
やっぱりその筋のひとって分かるらしく皆、遠くから窺うように見てる
いたたまれなくなり繋いでいた蓮の手をぎゅっと握りしめた
「どうした・・・・?」
「ん・・・なんでもない」
「莉子・・・大丈夫だ」
ふるふると首をふるあたしを見て微笑むと急いでエレベーターに乗り込んだ
産婦人科の外来を通り、奥へ向かうと入院患者の病棟が見えてくる
由美子さんの病室は特別室らしく病室の外には組員さんが立って護衛をしていた
義理とはいえ初めて会う蓮のお母さんに今さらながらドキドキしてきた・・・
由美子さんが好きだって言うチーズケーキも買ってきたけど喜んでくれるかな
紙袋を握りしめ部屋の前に立つと軽く深呼吸をする
「なに緊張してんだ、大丈夫だ俺がついてる」
「うん・・・・」
「親父、いるんだろ・・・入るぞ」
ノックをして病室に入ると驚きのあまりその場に固まった
目に前には・・・濃厚なキスシーンが行われていたから・・・・
特に産婦人科は不妊治療に力を入れていることで知られているとか・・・
まあ、すでにお腹に赤ちゃんがいる由美子さんには関係ないか
蓮と組員さん達とエレベーターに乗り込もうとホールを横切ると穴が
開くほどの視線を感じる
やっぱりその筋のひとって分かるらしく皆、遠くから窺うように見てる
いたたまれなくなり繋いでいた蓮の手をぎゅっと握りしめた
「どうした・・・・?」
「ん・・・なんでもない」
「莉子・・・大丈夫だ」
ふるふると首をふるあたしを見て微笑むと急いでエレベーターに乗り込んだ
産婦人科の外来を通り、奥へ向かうと入院患者の病棟が見えてくる
由美子さんの病室は特別室らしく病室の外には組員さんが立って護衛をしていた
義理とはいえ初めて会う蓮のお母さんに今さらながらドキドキしてきた・・・
由美子さんが好きだって言うチーズケーキも買ってきたけど喜んでくれるかな
紙袋を握りしめ部屋の前に立つと軽く深呼吸をする
「なに緊張してんだ、大丈夫だ俺がついてる」
「うん・・・・」
「親父、いるんだろ・・・入るぞ」
ノックをして病室に入ると驚きのあまりその場に固まった
目に前には・・・濃厚なキスシーンが行われていたから・・・・